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さて、前回①SURFカルチャーでは、サーフィンの起源に迫りました。
前回のおさらいとして、西暦400年ごろ、古代ポリネシア人によって、漁業に使われていたカヌーから、サーフィンが誕生したと言われています。
今回はもう少し、古代ポリネシア民族の時代に迫りたいと思います。
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サーフィンの歴史・起源(古代ポリネシア民族)
サーフィンがどんどん盛んに!
この古代ポリネシア民族の間では、サーフィンというものがどんどんポピュラーになっていきます。
きっと、楽しくて楽しくて、仕方が無かった!!と勝手に想像しています。
古代から伝えられている詩にも、サーフィンを表す「he enalu」というものが登場しています。
この詩は「チャンツ」と呼ばれるもので、物語の内容としては、
「サーフィンで戦いあった勇者たちの話」
「山間にいてる部族に嫁いだため、サーフィンができなくなって悲しんだ女性の話」
など、ほんとまぁ色々あります。
更に、古代ポリネシア民族の儀式にまで、サーフィンが登場してくるなど、この時代のメインカルチャーとして存在するまでに成り上がりました。
ポリネシアサーフィンの失墜
そんな古代のサーフィンですが、当然現地の人だけで盛り上げっていると、それを発見する人が出てきます。
世界は広い……いや……狭いですからね……
古代ポリネシア人以外でサーフィンを発見したのは、なんとイギリス人です。
その人は、有名な探検家であるジェームス・クック船長です。
彼はすごい人です。
太平洋の航海を3回行い、ハワイ諸島の発見し、自筆による世界の航海日誌を残しました。
そしてニューファンランド島やニュージーランドの海図を制作しました。
なによりすごいのが、歴史上初めて、病による死者を出さずに世界周航を成し遂げた人物です。
そんな彼ですが、航海中にサーフィンを目撃し、当然そのことを航海日誌にも書き残しています。
しかしこの発見が悲劇を生みます。
クック船長がサーフィンを発見してしまったことで、古代ポリネシア民族から成る島々にヨーロッパ文化や宗教による弾圧が始まりました。
宗教の教えの妨げになるため、サーフィンを禁止してしまい、サーフボードを取り上げた上、なんと燃やしてしまいました。
これにより、古代のサーフィンはここに終焉を向かえることになります。
無念だったろうなぁ……
ん~~でも疑問なのは、なんでサーフィンが宗教上邪魔だったのだろうか……
当時の宣教師に聞いてみたいものですね。
>SURFカルチャー① サーフィンの歴史・起源